虫歯の進行段階①
虫歯の進行段階①
CO・C1・C2・C3・C4
の5段階に分けられます
山武郡東金市の歯医者
~歯と食べ物で健康に~
CO
進行段階:ごく初期のむし歯
症状 :歯の最表層のエナメル質が脱灰し、溶け始めた状態です。健康的な歯の表面は透明感がありますが、脱灰が起こるとその部分が白く濁ったり(白濁)、軽度の着色がみられます。まだ穴はあいてなく、むし歯になる一歩手前の状態です。自覚症状なし。
処置方法:正確なブラッシング
フッ化物塗布
シーラント充填(虫歯に移行しそうな場合は溝をフッ素配合した樹脂で埋める処置)
フッ素塗布の処置のながれ
①歯の表面をきれいにする
②歯ブラシか綿球でフッ素をぬる
③その後30分、うがい・
飲食、しない
シーラントの処置のながれ
①処置する歯(みぞ)をブラシで掃除し、きれいにする。
②シーラントがよく歯にくっつくようになる薬をぬる
③②の薬をよく水で洗い流し、よく乾燥させる。
④歯(みぞ)にシーラントを流し込む。
⑤シーラントを固めるための光を当てる。
※シーラントはむしば予防になります!
噛む面のみぞには食べかすなどが溜まりやすいため、むし歯になりやすいのです。6歳臼歯の歯のみぞはとても深く、むし歯の始まりはこのみぞからが1番多いそうです。
生えたての永久歯は歯質が弱いため、よく6歳頃から生えてくる永久歯(6歳臼歯)から生えかわったらあらかじめみぞにシーラントを埋めて予防してあげたいですね!奥歯ということもあって、生え替わった臼歯部にお母さんが気づかない場合も多いです。山武郡東金市の歯医者鈴木歯科医院は3~4ヶ月おきくらいに定期検診を受けることをおすすめしております。
※フッ素はミネラルの一種で、自然界の食べ物にも含まれてる成分です。フッ素塗布で歯質を強化する効果があります。こどもの乳歯や、生えたての永久歯は歯質が弱くむし歯になりやすいので、フッ素塗布して、強化することができます。それと、むし歯の原因菌が酸を作り出すのを抑制する効果があります。
1歳半ぐらいから3ヶ月ごとに定期検診をうけフッ素をぬると歯質は脱灰作用に対して強い抵抗力をもつのでむし歯になりにくくなります。
しかし、絶対にむし歯にならなくなるわけではないので、しっかり歯みがきをしましょう!小学4年生位までは、まだ歯が生えかわっている最中で、歯並びが複雑なため、みがき残しがないかチェックしてあげて下さいね!(幼児期のように全体を仕上げ磨きする必要はありませんが、お子さんが磨いたあと、不足しているところは保護者のかたが仕上げ磨きすることが大切です。)
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