歯周病の治療方法
歯周病の治療方法
山武郡東金市の歯医者 鈴木歯科医院
〜歯と食べ物で健康に〜
今回は、歯周病の治療についてお話ししていきます。
歯周病治療の基本は、原因である細菌を除去することです。
初期の段階では、治療方法は比較的シンプルですが進行してポケットが深くなると、外科的治療が必要になります。
《歯周病治療の流れ》
検査・診断⇒初期治療(クリーニング)⇒再評価⇒SRP(歯肉の中の歯石除去)⇒再評価⇒(歯周外科治療・再生治療⇒再評価⇒)メンテナンス
※()は歯周病の進行度や再評価時の状態に応じて必要。
※治療をした後は必ず再評価(歯肉検査)が必要。
★診査・診断
主な診査の項目には次のようなものがあります。
* 歯肉検査(歯周病ポケットの深さ)
1〜2mm 歯肉が健康
3mm 歯肉炎(健康な範囲)
4〜5mm 歯周病の中程度
6mm以上 歯周病の重度
* レントゲンの診断
* 口の中の汚れのチェック
* 喫煙について
* 全身疾患についての問診
特に、糖尿病など歯周病に関連する全身疾患の有無と既往について問診します。
* 食生活
★基本治療
* ブラッシング指導
* 歯石除去(歯のクリーニング)
* 修復物(被せ物・詰め物)のチェック
* 咬み合わせのチェック
★再評価
基本治療を行った後、患者さんのプラークコントロール、歯肉検査を行い、患者さんの清掃状態・歯肉の状態が良く、ポケットが浅くなれば、メンテナンスに移ります。
歯周病が治らなかった方は、麻酔をし、SRPを行います。
★SRP
歯肉の中に入っている、歯石や不良肉芽などを除去します。
★再評価(歯肉検査)
さらに、歯周病が治らなかった方は、歯周外科治療を行います。
★歯周外科治療
歯周外科治療では、歯肉の下に隠れていた歯石を実際に目で見て除去することができるので、確実に細菌を除去できます。また、治癒後はポケットが浅くなるので、プラークコントロールが行いやすくなるというメリットがあります。
★再評価(歯周外科後)
歯周外科治療を行った後、再度歯肉検査をし、清掃状態・歯肉の状態が良くポケットが浅くなれば、メンテナンスに移ります。
山武郡東金市の歯医者 鈴木歯科医院では、歯周病にも力を入れているため、患者様にあった治療内容を説明し、実施していきますので、一緒に歯周病を治せるように頑張っていきましょう!