院長紹介

・略歴

H23年3月　岡山大学歯学部卒業後、東京医科歯科大学研修を終えました。H24年４月からは東京医科歯科大学のインプラント外来にて勤務し、臨床のみならず研究も重要と考えH東京医科歯科大学の大学院へ進みました。大学院卒業後R2年４月から東京医科歯科大学インプラント外来の非常勤講師を経て、現在の鈴木歯科医院院長に就任しております。

・現在の仕事についた経緯

私の祖母は入れ歯でした。うまく食事をとることができず、次第に弱っていきました。そして認知症もあり、最後は私のことも分からなくなってしまいました。すごく悲しかったのを覚えています。歯と健康は直接関わってきます。良く噛むことは認知症予防にも繋がりますし、体に様々な利点をもたらしてくれます。祖母のような最後を迎える人が、一人でも減るようにと思い歯科医師の道に進みました。

・仕事へのこだわり

私のこだわりは、患者様それぞれの背景を考え、それぞれのライフステージに合わせた治療をすることです。例えば２０代や３０代の若い患者様には今後７０年ほどの人生があります。そのような場合、むし歯は最小限に削り歯を残す努力をします。またインプラントが必要になったとしても極力インプラントを避ける治療を選択していきます。

私はインプラント治療（歯が無い患者様にチタンの人工歯根を入れさせていただき、被せ物を作成し噛めるようにする治療）の専門でありますが、インプラントは決して好きな治療ではありません。まして虫歯を削るのももちろん好きではありません。当院のこだわりは、そもそも虫歯にならない様に予防することです。私の目標は、削る器具を持つ右手が、歯ブラシを持つ手に変わったらと思っております。その方がお互い幸せであると考えております。

患者様の歯の持つ可能性を最大限に引き出し、こうなってしまった理由を一緒に考え、どのようにしたら再発が防げるかをチーム全体で考えることに重きを置いています。

・若者へのメッセージ

2023年、コロナも第５類感染症となりました。コロナ流行で皆様の意識が予防・健康に向いてきたことは間違いありません。これから日本で活躍する若者の方たちには、自らの予防意識の向上の発信をしていただきたいと考えております。健やかな心！それは健康な体がもたらしてくれます。健康な体！それは毎日の美味しい食事がもたらしてくれます。おいしい食事！それは健康な歯がもたらしてくれます。歯を大切にする食事を選ぶのは自分です。砂糖のたくさん入った飲料やコンビニの菓子パンなどは避け、健康で白く輝く歯と素敵なスマイルで仕事に臨んでいただけたら幸いです。

・座右の銘

医食同源：先に述べましたように健康な体を保つためには健康的な食事・そして歯が必要です。私は全ての方に、歯を大切にする意識を持つことは自らの健康を保つことにつながることを伝えたいです。また自分の健康を考えられる人は、家族や他人の健康を考えられ、その結果、より良い社会に繋がると考えております。