子どもの歯磨きに関して①
~歯と食べ物で健康に~
0歳から1歳ちょっとの歯磨きポイント
0歳から1歳ちょっとの子どもの歯磨きでは、まだ歯が生え始めの時期で、歯磨き習慣をゆっくり始めることが大切です。以下にこの時期の歯磨きポイントを紹介します:
1. 歯が生え始めたらすぐにケアを開始
- 最初の歯が生えたら、ガーゼや柔らかい歯ブラシで優しく拭き取るようにして歯磨きを始めましょう。
- この時期の歯磨きは「お口の中にものが入る感覚」に慣れさせるのが目的です。
2. 歯ブラシは柔らかく小さいものを選ぶ
- 赤ちゃん用の歯ブラシは、柔らかい毛と小さなヘッドのものを選びます。歯ぐきに優しいソフトな歯ブラシが理想的です。
3. 1日1回、特に寝る前に
- 1日1回、寝る前の歯磨きを習慣にすると効果的です。夜は唾液が少なく、虫歯ができやすい環境になるため、特に重要です。
4. 歯磨き粉は基本的に不要
- この時期はまだ歯磨き粉を使わなくても大丈夫です。もし使う場合は、フッ素濃度が低めのもの(500ppm以下)を選び、極少量(米粒大)で十分です。
5. お口を触られることに慣れる
- 歯磨きは赤ちゃんにとって新しい経験なので、無理強いせず、お口にものを入れる感覚に慣れさせましょう。最初は軽く遊びながら、徐々に慣れていくことがポイントです。
6. 仕上げ磨きは必須
- この時期の子どもは自分で磨けないため、大人がすべてを行います。赤ちゃんを膝に乗せて頭を固定し、しっかりと歯を磨いてあげます。
7. リラックスできる環境で行う
- お風呂の中や、赤ちゃんがリラックスしているタイミングを見計らって歯磨きをすると、嫌がることが少なくなります。
歯磨きは楽しい時間だということを意識させることが大切です。まだ小さい時期なので、無理をせず、少しずつ慣れていくことを目指しましょう。
当院、山武群市の歯医者鈴木歯科医院では妊婦さんからの歯科予防をお伝えしております。結婚したら歯医者と考えていただけたら嬉しいです。
歯ブラシ指導のみならず食事指導もさせていただきます。