お砂糖セミナーを受けて、お砂糖との付き合い方を考える
歯の健康だけでなく、全身の健康にもこだわる千葉県東金市にある鈴木歯科医院のスタッフです。
今回は、「お砂糖」についてお話したいと思います。私たちは歯科医院として、歯の健康を守るためにお砂糖と歯の関係性について学ぶため、新美先生の「お糖セミナー」というセミナーに参加しました。そのセミナーで、砂糖が健康に与える影響だけでなく、歯の健康に対しても与える影響について学びました。
海外では、たばこやお酒と同様に砂糖にも税金がかけられている地域があるそうです。また、WHOでも1日あたりの砂糖摂取制限量が25グラムに設定されていることを知り、驚きました。一方、日本では砂糖の摂取量については制限量が発表されていないため、今後の課題となっています。
砂糖が過剰に摂取されると、砂糖の摂取量がメタボリックドミノ現象を引き起こし、肥満や生活習慣病のリスクが高くなるとされています。中でも糖尿病については、がん、動脈硬化、網膜症、認知症、脳卒中、心筋梗塞など、多くの合併症が発生するため、健康上のリスクが大きいと言えます。糖尿病と砂糖に直接的な関係があるかどうかは議論が分かれていますが、砂糖が含まれた高カロリーな物を食べ続ければ必然的にそのような細果につながってしまうと思うので、気をつけなければいけないと感じました。
お砂糖には、エンドルフィンとセロトニンという成分が含まれており、エンドルフィンには多幸感と鎮痛作用、セロトニンには睡眠と精神安定の効果があると言われています。
そして、タバコやお酒よりも安価に手に入るため依存性が高くなってしまいます。
普段から甘い物を食べる習慣をついないよう努力し、食べる事以外でストレス発散や気分の変え方の選択肢を増やすことが大切だと感じました。
最後にお砂糖と上手に付き合っていくには、お砂糖はあくまで調味料として考え。甘い物は特別な日にだけ食べる、など考え方を変えていく事が重要だと考えます。
歯だけでなく、健康にこだわる歯医者 千葉県東金市の鈴木歯科医院では今回のテーマ(お砂糖)に関して、以下のような取り組みをしていきます。
当院では、日常生活での歯磨き指導や、定期的な検診・クリーニングなども行っており、患者様の口腔内の健康をサポートしています。
また、お砂糖に関する知識を深めるための情報提供も行っており、ホームページやSNSなどを通じて、患者様や地域の方々に向けて情報発信をしています。
お砂糖と歯に関する取り組みとして、清涼飲料に入っている砂糖の量が目で分かるような模型を待合空に設置したり、ユニットサイドにお砂糖に関する掲示したりしています。
今後は、大人よりもむし歯の進行が速いお子様に対して、お砂糖とむし歯の関係性がかりやすい絵本やポスター、などを作製していきたいと思っています。
歯科医院として、歯だけでなく全身の健康にも貢献したいと考えており、今後も患者様の健康と幸せのために、さまざまな取り組みを行っていきます。
以上、千葉県東金市の鈴木歯科医院スタッフがお送りしたお砂糖に関する記事でした。ご参考になれば幸いです。