歯並びによる歯への影響、矯正治療
歯並びによる歯への影響、矯正治療
〜歯と食べ物で健康に〜
こんにちは!
今回は歯並びが悪いことによる歯や体への影響をお話ししていきたいと思います。
歯並びは、お顔やその人の全体の印象を決めるとても大切なパーツです。
それだけでなく、むし歯、歯周病、噛み合わせ、咀嚼、発音、顎の成長など、全身に健康状態に関わってきます。
Q.歯並びが悪くなるのはどうして?
A.日本人は顎が小さいため歯が生えるスペースがなかったり、遺伝的や指しゃぶり、爪噛み、舌癖など歯に力が加わる習慣を継続していると歯並びに影響してきます。
また、乳歯がむし歯になり、通常抜け落ちる年齢よりも早く抜歯すると、抜いたスペースに周りの歯が寄ってきて、永久歯が綺麗に生えてこないことがあります。
大人になってからも歯並びが悪くなることもあります。
歯周病により歯を支えてくれる骨が溶けてしまい、歯が動いたり、歯を抜いた部位を放置してしまうと左右上下の歯が動いてきたりし、歯並びが悪くなったりします。
【歯列不正の種類】
◯叢生
顎が小さいため歯が生えてくるスペースがなく歯が重なり合って生えてくる。
八重歯も含まれます。
◯上顎前突(出っ歯)
上の顎が下の顎よりも前方に成長してしまっていること。
指しゃぶり、舌癖などに。
◯下顎前突(受け口)
下の顎が上の顎よりも前方に成長してしまったこと。
遺伝的、口呼吸、舌癖など。
◯開咬(オープンバイト)
奥歯は噛み合ってるが前歯が噛んでいない状態。上下に前歯に隙間がある。
遺伝的、おしゃぶら、舌癖など。
【歯並びを治す方法】
・矯正
・補綴処置(ブリッジ、被せ物、インプラント、入れ歯)
矯正には子どもの矯正(小児矯正)と大人の矯正があります。
◯小児矯正:顎の成長期なため顎を大きくし、歯が生えてくるスペースを促して上げる。
※始める時期は、上下に前歯に4本ずつ(8本)が生えてきたくらいから始めることが多いです。
(個人差があるので矯正医にご相談して下さい。)
◯大人矯正:顎の成長が終わっており、顎を広げるのが難しいので、ブラケットという銀色や白の装置を歯にくっつけて、ワイヤーを通し、歯を動かしていく。
※歯を並べ替えるスペースがないため、場合によっては歯を抜くことがあります。
大人の矯正は、小児矯正に比べ倍の金額がかかってきます。
なので、小さいうちから小児矯正をしておくことは、審美的、健康的にも元気な大人に育ってくれると思います。
鈴木歯科医院スタッフ一同 全てのお子様の健康を望んでおります(^^♪