歯の豆知識

DENTAL COLUMN

子どもの歯ブラシ④

4歳の子供の歯ブラシの仕方 そのポイント

山武郡東金市の歯医者鈴木歯科医院

      ~歯と食べ物で健康に~

4歳の子どもは、ほぼ全ての乳歯が生えそろう時期で、歯磨き習慣の確立が非常に重要です。以下に、4歳の子どもに適した歯ブラシの注意点を紹介します。

1. 適切な歯ブラシの選び方

  • ヘッドが小さく柔らかいもの:子どもの口に合った小さなヘッドで、柔らかい毛の歯ブラシを選びましょう。これにより、歯ぐきを傷つけるリスクを減らせます。
  • 持ちやすいグリップ:子どもが自分で持ちやすい太めのグリップの歯ブラシが理想です。キャラクターやカラフルなデザインの歯ブラシだと、楽しく磨くことができます。

2. 適切な歯磨き粉の量

  • フッ素入りの歯磨き粉を少量使用:フッ素入りの歯磨き粉は虫歯予防に効果的です。4歳の場合、小豆粒くらいの量が目安です。飲み込んでも害はありませんが、可能であればうがいを習慣づけましょう。

3. 歯磨きのタイミングと頻度

  • 1日2回、特に寝る前に:朝食後と寝る前の2回が基本です。特に夜は、唾液の分泌が少なく、虫歯になりやすいため、寝る前の歯磨きをしっかり行うことが大切です。

4. 仕上げ磨きは必須

  • 4歳の子どもはまだ自分で隅々までしっかり磨けないため、必ず大人が仕上げ磨きを行います。特に奥歯や歯と歯の間は、虫歯になりやすい場所なので丁寧に仕上げましょう。

5. 磨き残しが多い場所

  • 奥歯の噛み合わせ面:奥歯の溝は食べ物がたまりやすく、虫歯になりやすい場所です。特に念入りに磨くようにしましょう。
  • 前歯の裏側や歯と歯の間:前歯の裏や歯と歯の間は見えにくく、磨き残しが発生しやすい部分です。フロスを使うことも検討すると良いです。

6. 歯ブラシの交換

  • 1〜2ヶ月ごとに交換:歯ブラシの毛先が広がってきたら、新しいものに交換します。毛先が広がると効果的に磨けなくなります。

7. フロスの使用

  • 4歳でも、歯と歯の間が狭い場合や食べ物が詰まりやすい部分には、フロスが有効です。特に奥歯の間に詰まった汚れは、歯ブラシだけでは取り除きにくいため、子ども用のフロスピックを使ってケアすると良いです。

8. 歯磨きを嫌がる場合

  • 歯磨きを嫌がる子どもには、お気に入りのキャラクターの歯ブラシや歯磨きアプリ、歯磨きの歌を使って楽しい時間にする工夫をしましょう。

9. 定期的な歯科検診

  • 4歳からは定期的に歯科検診を受けることで、虫歯予防や歯の発育を確認できます。歯科医院でフッ素塗布を受けることも有効です。

歯磨きを楽しい習慣として続けさせることが、この時期はとても大切です。


当院(  山武郡東金市の歯医者鈴木歯科医院)では歯が生えたら歯医者にとお伝えしております。

むし歯のない健康的な子が育つ東金市!目指していきます!!

では今日も良い一日をお過ごしください。

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