歯の豆知識

DENTAL COLUMN

歯周組織と歯周病に関して

山武郡東金市の歯医者鈴木歯科医院    

     ~歯と食べ物で健康に~

歯周組織と歯周病に関して

かつて「歯槽膿漏」と呼ばれていた「歯周病」は、中年あるいは高齢者特有の病気と思いがちです。しかし、1999年に行われた厚生労働省の調査によると、5~14歳で約4割、25~34歳では約8割の人が歯周病にかかっており、45歳以上ではその半数が歯周炎にまで進行している状況であることが明らかになりました。このように、「歯周病」はもはや国民病ということができます。これは日本に限ったことではありません!世界共通です

皆様、歯周組織をご存知ですか?

歯周組織は「歯肉」「歯槽骨」「歯根膜」「セメント質」歯の回りを取り囲んで支える組織です。

・歯肉=歯周組織を構成する成分内で唯一目に触れる部分です。年齢とともに歯肉は少しずつ下がります。歯周病にり患してしまうと急激に下がる可能性もあります。

健康な歯肉は薄いピンク色をしています。

・歯根膜=歯と骨を結びつける組織です。食べ物を噛む時歯にかかる力を吸収、緩和し、歯に加わる力が直接歯槽骨に伝わるのき和らげます。

歯根膜反射というものがあります。柔らかい食べ物の中に硬い小石などが混じっていて、噛んでしまったときに口が開く、これが歯根膜反射です。

・歯槽骨=歯を支えている顎の骨で歯はこの骨の中に植立しています

歯周病などで歯槽骨が大きく破壊されると歯がグラグラになります

また1度溶けてしまった骨はもとに戻りません。

・セメント質=歯の根を覆っている組織で歯根膜と歯根骨で結合しています。

この歯周組織が炎症により歯周病となります。正しい歯磨き、定期的な検査と歯科医や歯科衛生士による口腔清掃を行えば治ります。ところが、歯周病は“静かなる病気”と呼ばれるように、初期の段階でははっきりした自覚症状がありません。「何だか歯がぐらつく」と気づいたときにはかなり進行していることが少なくありません。う蝕(虫歯)は減少傾向にありますが、歯周病は罹患率が高いままです。最近では10代の半数以上に歯周病の症状が見られ、歯周病が低年齢化しています。これでは将来、進行した歯周病患者を増やしかねません。

そうならない為にも毎日の正しい歯磨き、歯科医院での検診、クリーニングが健康な歯でいられる近道ですね!

山武郡東金市鈴木歯科医院では定期検診はもちろん、お口のトラブルなどにも親切、丁寧により良いご提案、治療にあたらせて頂きます。

一緒に歯と身体の健康を守って行きましょう!

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    山武郡東金市の歯医者鈴木歯科

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