子どもの歯ブラシ③
子どもの仕上げ磨きの注意点、痛いところとか磨き残しの多いところ、フロスを使った方がいいかなどに関して
子どもの仕上げ磨きは、大人のサポートがとても大切です。歯磨きだけではなく、フロスの使用も虫歯予防に役立つことがあります。以下に、仕上げ磨きの注意点、痛みやすい場所、磨き残しやすい場所、フロスの使い方などを紹介します。
1. 仕上げ磨きの基本ポイント
- 子どもの姿勢:子どもを膝に座らせ、頭を大人の膝に軽く寄りかからせると安定して磨けます。また、リラックスした環境で行うと、子どもが嫌がりにくいです。
- 時間を短く:仕上げ磨きは1〜2分程度を目安にしましょう。長すぎると子どもが嫌がることが多いです。
2. 痛みやすい場所と注意点
- 歯茎との境目:歯茎と歯の境目を強く磨きすぎると、痛みを感じることがあります。歯ブラシは軽い力で、小さく動かすことがポイントです。
- 奥歯:奥歯の溝は痛みを感じやすいことがあります。特に奥歯が生え始めの時期は歯ぐきがデリケートなので、優しく磨くようにしましょう。
3. 磨き残しが多い場所
- 奥歯の噛み合わせ面:奥歯の噛み合わせの溝は特に磨き残しやすい部分です。奥歯は虫歯になりやすいため、丁寧に磨く必要があります。
- 歯と歯の間:歯と歯の間は歯ブラシだけでは十分に磨けないことが多く、虫歯のリスクが高い部分です。
- 前歯の裏側:子どもは前歯の裏側を磨くのが苦手なので、大人がしっかり仕上げる必要があります。
4. フロスの使用
- フロスは有効:特に歯と歯の間の汚れは、フロスを使うことで効果的に取り除けます。歯ブラシだけでは磨けない部分なので、虫歯予防にとても役立ちます。
- 使い方:子ども用のフロスピックを使うと便利です。1日1回、特に寝る前に使用するのが理想です。フロスを使う際は、歯ぐきを傷つけないように優しく滑らせるように使いましょう。
5. 歯ブラシの使い方
- 歯と歯茎の境目を小さな円を描くように磨く:特に歯と歯茎の境目は汚れがたまりやすいため、優しく小さな円を描くように磨きます。
- 前歯は上下に、奥歯は横に:前歯は上下方向に、奥歯は横方向に磨くと効果的です。
6. 子どもが嫌がらない工夫
- 歯磨きを嫌がる場合は、磨き終わった後に褒めてあげたり、ご褒美を用意したりすることも効果的です。また、歯磨きに興味を持たせるために、お気に入りのキャラクターの歯ブラシや、歯磨きアプリなどを使って楽しく行いましょう。
定期的に歯科医院でチェックしてもらうことも、磨き残しの確認や虫歯予防に役立ちます。
当院( 山武郡東金市の歯医者鈴木歯科医院)では歯が生えたら歯医者にとお伝えしております。
むし歯のない健康的な子が育つ東金市!目指していきます!!
では今日も良い一日をお過ごしください。